本日、ご紹介する作品は、「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」です。
「タイピスト!」などを手掛けた監督の作品になります。
(あまり、代表作品がありませでした。)
今回も、何か面白い作品がないか探していたところ、この作品が目に止まりました。
「ダ・ビンチコード」をはじめとするダン・ブラウン原作の「インフェルノ」に携わった翻訳家達を題材にしたミステリーです。
今回も、Amazon Prime video会員無料で見ました。
9人の翻訳家 囚われたベストセラー
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー【Blu-ray】 [ ランベール・ウィルソン ] 価格:1,650円 |
監督:レジス・ロワンサル
キャスト:ランベール・ウィルソン、オルガ・キュリレンコ、アレックス・ロウザー他
公開:2019年
個人評価:★★★★☆ 4.5
目次
あらすじ
ミステリー小説「デダリュス」の完結編を全世界で一斉に発売させるため、洋館の地下室に売り上げの率の高い国の言語を扱う9か国の翻訳家が集められる。
そして、本の内容を守るため、外部との接触を一切禁止され、閉じ込められてしまう。
毎日、数ページずつ渡される原稿を翻訳家達は、翻訳していく。
そんなある日、出版社の元へ、小説の冒頭をインターネットに公開したというメールが届く。
そして、金銭が要求された。それに従わなければ、すべてのページを公開前に流出させると書かれていた。
このあと、どんな展開になっていくのか?
誰が犯人なのか?
本の流出を食い止めることができるのか?
犯人の目的は?
どんな結末になっていくのか?
感想
最初は、どんな感じなのだろうと思いながら見ていると、淡々と翻訳作業が映し出されていく。
途中、何者かの手によって、「デダリュス」の情報を漏れたことがわか、会社内でも話がされていく。
そこから、犯人は誰なのだろうという流れで進んでいく。
面白うというよりは、見入ってしまうといった感じの前半です。でも全然飽きないで見れました。先も気になるような感じになっています。
そこへ、犯人からのメールが届く。ますます、ストーリーが気になります。
ネタバレ感想
ここからは、ネタバレを含みます。ご注意を!!
(個人の感想です。)
次々と、怪しい人物が浮かび上がってくるが、なかなか犯人は見つからない。
そんななか、1回目の支払い期限がくる。
そして、金を払わなかった見せしめに、小説の内容が一部公開されてしまう。さらに要求金額も高くなっていった。
翻訳家達の間でも、仲間割れや疑り合いが起き、ますます、結末がきになる~~。
そして、ついに犯人と、どのようにして小説の中身を持ち出したかが、わかる。
まじか~~~。と驚かされる。
だが、話はまだ続く。二転三転する内容。
結末も一言では、言い表せません。ただし最高に面白かったです。
みたことなない方は、ぜひ一度見てほしいと思いました。
個人的には、これほど面白い作品だとは、思っていませんでした。いい映画に出会えたと思います。